いかみクリニックブログ

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2018.05.15更新

新年度も始まり1か月以上たちました。大阪市生野区巽東にある井神(いかみ)クリニックでは4月には入職時(雇入れ)健康診断をされるかたが今までになく多く来院されました。同時に企業健診もあったため待ち時間が多くなり申し訳ありませんでした。

さて、報道やラインニュースでご存知だと思いますが3月20日に沖縄県で台湾からの旅行者にはしか(麻疹)が確認されて以降、感染が拡大しています。沖縄に行った名古屋市の男性がはしかと診断され、愛知県に広まり、その後東京・大阪など今年に入ってから5月6日までに感染者が確認されたのは12都府県にもおよんでいます。国立感染症研究所によると現在全国の患者は150人を超えてきています。

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 同様にワクチン接種歴でも検討されており、接種歴なし・1回接種・不明が大半をしめています。

 麻しん(はしか)は特効薬はありません。そして 麻しん(はしか)では30%近くに合併症を併発します。その約半数が肺炎です。また脳炎を併発することがあり、脳炎を併発してしまうと致死率は約15%にのぼり後遺症を残すこともまれではありません。唯一の予防策がワクチン接種とされています。つまり麻しん(はしか)は予防接種により予防できる病気なのです。大阪府もホームページで、もずやんが呼びかけています!

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麻しん(はしか)ワクチン接種を今までに何回うけていますか?

麻しん(はしか)ワクチンの定期接種magnifiermagnifier

46歳以上(1972年9月30日以前の生まれ)::定期接種なし

28歳~46歳(1972年10月1日~1990年4月1日生まれ)::1回接種➡ただし41~46歳のかたが定期接種となっても接種率は高くなく接種していない方が多い

28歳以下(1990年4月2日以降の生まれ)::2回接種

right arrow麻しん含有ワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われていますni。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた人に対しては、さらにワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。

麻しん(はしか)ワクチンを1回接種や接種歴不明のかたにはワクチン接種をお勧めします。2回接種されたかたも抗体が十分にできていない(低下している)場合もあります。

井神(いかみ)クリニックでは免疫(抗体)が十分あるかを調べる麻しん抗体検査をおこなっています(自費検査です)right arrow麻しん抗体価(EIA-IgG)検査::8以上が免疫ありの基準とされていますが、麻しん(はしか)の感染をより防ぐために抗体価12未満はワクチン接種を強く勧めています!(感染の機会が多い医療系従事者は16以上が望ましいと考えます)。

現在ワクチンの供給が少なくなってきていますgya。子供の定期接種を優先してワクチン接種をしないといけません。小児以外のかたでは、麻しん(はしか)にかかったことがはっきりしない・ワクチン接種を何回したかわからないときは免疫(抗体)が少ないかどうかを検査し、抗体価が少ないかたにワクチン接種をお願いしたいと思います(費用はかかりますが・・・)。もちろんワクチン接種歴がない、ワクチン接種が1回のみで麻しん(はしか)にかかったことがなければワクチン接種をうけてください。

厚生労働省はワクチン接種を受けるなど予防の徹底を呼び掛けています。ワクチンには、その病気にかからないようにする・病気にかかっても発症しないようにする・症状がでても軽くなるようにする・病気をまわりにうつさないようにするといった予防効果があります。

 

投稿者: 医療法人仁神会 井神クリニック

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