いかみクリニックブログ

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2017.10.23更新

日本は世界でトップクラスの長寿国となりました。それに伴って増えてきた病気の一つに認知症があります。

認知症とは??ーー認知機能低下のために日常生活や社会生活に支障をきたす状態ーーのことです!

2012年(平成24年)の時点で65歳以上の認知症の人は約462万人、予備軍は400万人と推計されており、2025年には約700万人を超えると推測されています。つまり10年で約1.5倍にも増えます。さらに人口の減少に伴い、65歳以上の5人に1人が認知症患者となることが予想されており、今や認知症はごく身近な存在となってきています。

厚生労働省によると、年齢とともに認知症になる可能性が高くなり、75歳からは5年ごとに倍近くに増え、85歳では4~5割、95歳では約8割の人が認知症になっています。

大阪市生野区巽東にある井神(いかみ)クリニックでも認知症と診断され、投薬治療をおこなっている患者さんが少しずつですが増えてきました!認知症はある日突然になるわけではなく、正常から認知症になっていく間の移行状態があります。この状態を”軽度認知障害:MCI”といいます。

軽度認知障害(MCI)とは??ー”記憶力や注意力などの認知機能は低下しているが、日常生活には大きな支障が出ていない、認知症と正常の中間の状態”ーとされています。

軽度認知障害(MCI)と診断された人が4年後に進行して認知症になった割合は14%、また46%の人が正常にもどっていた・との記事が先日の新聞に掲載されました。つまり認知症はどんどん進行するものではなく、軽度認知障害MCIの段階で積極的に病気の治療をしたり、食事や運動をことを気にかけることによって認知症への進行を防ぐことができるのです。

もちろん軽度認知障害(MCI)になってしまうと認知症へのリスクはもちろん正常のかたよりは高くなります。軽度認知障害(MCI)の人が認知症になるリスクは正常の人の3倍ともいわれています。

この認知症予防という観点から認知症対策を勉強する場として”日本認知症予防学会”があります。先月末に岡山で開催された学会に参加し、専門医セミナーも受講してきました。

認知症若年

井神(いかみ)クリニックでは現在の認知機能が正常であるか、軽度認知障害(MCI)の状態になっているのかをわずか10分程度で判別する検査をおこなっています(軽度認知障害スクリーニングテスト)。50歳をすぎたら定期的に検査を受け、軽度認知障害(MCI)の段階でくいとめることが大切と考えています。

認知症は高齢者が最もなりたくないと考えている病気の第1位であり、日ごろからの認知症予防がとても大切です。そしてたとえ軽度認知障害(MCI)と診断されてもあきらめることなく、食事や運動など生活習慣をかえたり、動脈硬化・高血圧症・糖尿病などの病気をきちんと治療するなどすることで認知機能が改善することが期待されます。

一度検査を受けてみませんか?

大阪市生野区巽東の井神(いかみ)クリニック 院長:井神 仁(いかみひとし)でした。

投稿者: 医療法人仁神会 井神クリニック

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